
不動産を購入する際に気をつけなければならないことは何でしょうか。不動産って多かれ少なかれ大きな買い物であることは間違いありません。スーパーで買った野菜なら苦情を言って交換してもらえますし、最悪100円ちょっとだからと諦めることもできます。しかし、不動産となるとどうでしょうか。契約で決まっていて、一度購入してしまったら苦情も付けられない場合もあります。野菜と違って大きなお金も出ていくわけですからそう簡単に諦めることだって出来ません。でも、大きなお金だからこそ現実味が無くて気持ちまで大きくなってしまいがち。そのため、まずは一呼吸置いてじっくり考えてみましょう。
まず、気になった不動産があったら用途について考えましょう。一戸建ての場合はそのまま暮らすために購入する方が多いのですが、中には親戚に貸すためだったり家賃収入が目的で購入する方もいらっしゃいます。倉庫用に買ったり趣味の作業場として買ったり、その用途はさまざまですよね。そのため、しっかり用途を抑えておかないと失敗しやすいポイントとなります。しかし、ポイントを逆に考えれば安価で手に入るきっかけにもなりますよ。
例えば、生活動線が極端に悪い中古の一戸建てがあるとします。生活動線が良くないというのは、大きなマイナスポイントになってしまいます。特にチェックされるのは洗濯など家事の面と、他家族との行き交いがスムーズに出来るかどうかですね。
しかし、これはあくまで一般的なご家庭の場合です。洗濯室から庭までが遠く狭い家でも、逆に子どもが多くて洗濯物が多いからと洗濯機のスペースを後付けで外に作ってしまう方もいらっしゃるんです。他にも部屋を壊して1つにしてしまったり。
もちろんリフォームの費用はかかりますが、他の物件と比べてぐっと安くなっている物件ならリフォーム代を考えてもお得です。特に一戸建ての場合はマンションよりも音を気にせずいられますので、格安物件を購入して休日にDIYを楽しむ方も多いですね。